事例に学ぶ!

自閉症児、子育てのお悩み相談

~「急に要求が増えた」お子様のケース~

一般社団法人カラフルNIPPON

育児や教育のお悩み・・抱え込まず“何でも”ご相談ください

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支援者紹介

一般社団法人カラフルNIPPON
代表理事

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平 雅夫


主な経歴

筑波大学大学院にて行動理論・認知理論等、発達障害・知的障害児者の心理を学ぶ。都内私立学校にて、教員として進路指導・研究員などを歴任。生活介護施設、障害者就労支援センターなど障害者福祉の分野で活躍してきた。心理・教育・福祉の第一線の理論及び実践から構築される多面的な支援の評価は国内外にも広がっており、講演依頼・施設顧問等の依頼・招聘が国内外より後を絶たない高度な実践家である。重度知的・自閉症児者に向けた生活介護事業/グループホーム施設である「カラフル西東京」の施設長のほか、星槎大学非常勤講師・西東京市自立支援協議会会長も務めた。

小学校入学後、要求が増えた

【お悩み事例】

小学校1年生の自閉スペクトラム障害のお子様をもつ母親より、小学校に入学して「日曜日に出かけること」や「ゲームがしたい」といった要求が急に増えてしまい対応に困っているとの相談を受けました。

「要求することができるようになったのは嬉しいのですが、急に要求が増えた要因が分からずに困っている」とのことです。

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専門家の声

対応方法は?

【背景として考えられること】

•小学校入学に際して、保育園や幼稚園から小学校への「環境の変化」

•家庭生活も宿題をやったり「スケジュールの変化」もある

•疲れているだろうから“日曜日はゆっくりさせる”などの「家庭内の変化」

が想定されます。



【対応方法として考えられること】

〇「不安」が高まると要求が増えることがあります。

→不安になる(見通しが持てない)と「要求が果たせるか分かりにくくなる」ので要求が増えることがあります。


〇要求が多いなと思ったときは・・・

 ①分かりにくい環境になっていないか

 ②分かりやすい、伝えやすい環境づくり

などの工夫が大事になります。


〇「どうして不安になっているのか」が分かると安心することがあります。

「▲▲が分かりにくくなり、不安になっているのかも?」

などの仮説を立てながら支援にあたりましょう。


〇「どのように工夫するのか」具体的に伝えると安心することがあります。

「~~のように示すと分かりやすくなりますね」

「しばらく◎◎に継続的に取り組んでみましょう」など

他にもこのような“お悩み”はありませんか?
自閉症や発達障害、知的障害のお子様の育児において、様々なご相談をいただくことが多いです。


  • こだわりが多く、やめさせ方が分からない

  • 着替えや食事など、どこまでできるようにさせるべき?

  • パニック時の自傷や他害への対処に困っている

  • 学校や施設の選び方、進学先が分からない

  • 親亡き後の人生が不安だ

CHECK!

そのお悩み・・・ぜひ「カラフルNIPPON」にご相談ください!
私たちは、「心理」「教育」「福祉」の分野で、30年以上、障害に関する対人援助の「研究」と「実践」の両面に携わってきた平代表を中心に、自閉症児者や重度知的障害児者、発達障害者に対し、応用行動分析(ABA)や認知行動療法 (CBT)などの理論と実践に裏打ちされた専門的な支援を行っています。

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    POINT01

    理論と実践に裏打ちされた専門的なアドバイス

    認知行動療法、応用行動分析(ABA)を活用し、自閉症児者や重度知的障害児者、発達障害者への支援を行ってきました。

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    POINT02

    生活介護施設の運営(カラフル西東京)

    主に18歳以上の知的障害のある自閉症者が、安心して自分らしく日中活動を行える環境を提供しています。ABA(応用行動分析)や認知行動療法など、私たちがこれまでの「研究」と「実践」で体得してきた“8つの方針”を大切にした支援を行っています。

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    POINT03

    グループホーム施設の運営(カラフル西東京)

    主に18歳以上の知的障害のある自閉症者が、適切な支援のもと安心・安全な環境で、自分らしい日常生活を送ることができるグループホームを運営しています。

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    POINT04

    オンラインサロン「いっしょにあるこう」


    障害に関わるご家族や支援者のつながりを、NIPPON全国につくり、地域差なく学び情報交換ができるよう、オンラインサロンを運営しています。

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