知っておきたい「グループホーム」の選び方

自閉スペクトラム症(ASD)の方の“自分らしい生活”を支えます!

知っておきたい「グループホーム」の選び方

自閉スペクトラム症(ASD)の方の“自分らしい生活”を支えます!

一般社団法人カラフルNIPPON


「自分に合ったグループホームを見つけたい」 そんなあなたへ—— 自閉症スペクトラム症(ASD)の方にとって、安心・安定した生活環境を選択できることは非常に重要です。グループホームはたくさんありますが、自分に合わない環境を選んでしまうと、心身ともに抱える負担が大きくなってしまうことも・・。

ここからは、主に知的障害を伴う自閉スペクトラム症(ASD)の方が、自分に合ったグループホームを選ぶためのポイントを解説します。

CHECK!

グループホームを選ぶ際に外せない「3つ」のポイント

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    POINT01

    住環境が自身に合っているか

    音や光、匂いなど、自身が苦手な刺激への対応がなされているか確認しましょう。例えば・・・

    ・静かな場所にあるか?(交通量や近隣の騒音など)

    ・室内の照明や壁の色が落ち着いているか?

    ・居室は十分なプライバシーが確保されているか?

    など、見学時には実際の部屋や周囲の環境をしっかり確認すると良いでしょう。

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    POINT02

    障害特性を理解しているスタッフがいるか

    グループホームのスタッフが、自閉スペクトラム症(ASD)や知的障害の特性を理解しているかどうかも重要なポイントです。

    ・障害者支援についての知識や経験があるか?

    ・感覚過敏やコミュニケーション課題の理解はあるか?

    ・パニック時の対応方法が適切か?

    グループホームを運営する会社の理念や支援方針、支援実績を確認するとともに、見学時もスタッフに「ASDの方へのサポート経験」について聞いてみましょう。

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    POINT03

    コミュニケーション方法に工夫はあるか

    自閉スペクトラム症(ASD)や知的障害のある方は、言葉でのやり取りが苦手だったり、自身の思いを伝えづらかったりすることがあります。

    ・筆談やアプリを使うなど“視覚的な工夫”を用いたコミュニケーションが可能か?

    ・視覚的なサポート(スケジュール表やピクトグラムなど)があるか?

    ・スタッフが「分かりやすい話し方」を意識しているか?

    など、どのように利用者とコミュニケーションを取っているか?を事前に確認しておくと安心です。

自分に合ったグループホームを見つけるために

グループホームは「合う・合わない」があります。

「みんなにとって良い環境」が「あなたにとっても良い環境」とは限りません。だからこそ、焦らず、じっくりと選ぶことも大切になるでしょう。

また、見学時には「住環境」「障害特性の理解」「コミュニケーションの工夫」などの視点を念入りに確認し、時には実際に体験入居をしてみて、自分に合うかどうかを確かめましょう。少しでも不安がある場合は、無理に決めずに別の施設を見てみるのも一手です。

カラフルNIPPONにご相談ください


私たちは「心理」「教育」「福祉」の分野で、30年以上、障害に関する対人援助の「研究」と「実践」の両面に携わってきた平代表を中心に、自閉症児者や重度知的障害児者、発達障害者に対し、応用行動分析(ABA)や認知行動療法 (CBT)などの理論と実践に裏打ちされた専門的な支援を行っています。

また、自閉症スペクトラム症、知的障害、発達障害、強度行動障害の方たちの支援に携わってきた知見があります。 子育てや進路、支援方法、親亡き後の生活など、少しでも不安・お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。


何らかのお力に立てると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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